会長挨拶

埼玉県養護教諭会の皆様へ

                                                                                                                                             

 

  令和7年度 埼玉県養護教諭会

   会  長      丸 岡 実 苗

 

 

本会は、昭和23年に研究団体として設立され、今年度創立77周年となります。

埼玉県とさいたま市のすべての校種の養護教諭1,617名で構成されており、全国の養護教諭研究会においても、最も大きな組織となっています。

 

近年、子供たちを取り巻く社会環境や生活環境が急激に変化し、児童生徒の健康課題は複雑、多様化しています。そのような中、児童生徒が生涯にわたって健康生活を送ることができるよう、自分が勤務する校種だけではなく、縦のつながりを機能させる視点をもつことが必要となってきます。全校種がそろう、この埼玉県養護教諭会ならではの連携を活かすことで、児童生徒への切れ目のない支援が可能となります。

また、学校という組織の中で、養護教諭としての役割を果たしていくためには、日々の児童生徒へのきめ細やかな関わりを重ねていくとともに、専門職としてのスキルアップを図り、自信をもって仕事に向き合っていくことが大切です。日頃の実践の中で身につけた経験を、養護教諭の仲間に発信し共有できるよう、横のつながりも広げていきたいと考えています。そのために、研究団体である埼玉県養護教諭会として、研究活動や研修会、広報誌などを通して、会員相互の「学びあいの場」となる活動を今年度も充実していきます。また、令和7年度の本会研究は「養護教諭が主として関わる学校事故の未然防止―熱中症予防の視点から―」をテーマとし、昨年度の2年目として調査研究を行い、研修会等でも取り組んでいきます。

 

今後も、埼玉県とさいたま市の養護教諭が、「チーム埼玉」として力を合わせ、この埼玉県養護教諭会のさらなる充実発展のために、会員の皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。そして、私たち養護教諭自身が、心身ともに健康で、笑顔でいられることを何より願っております。

 

会長挨拶

埼玉県養護教諭会の皆様へ

令和6年度 埼玉県養護教諭会 
 会   長      丸 岡 実 苗

    本会は、昭和23年に研究団体として設立され、今年度創立76周年となります。埼玉県とさいたま市の養護教諭1,631名で構成されており、全国の養護教諭研究会においても、最も大きな組織となっています。

さて、コロナ禍では、児童生徒の健康を守るために、感染症対策をとおして今まで以上に学校保健活動が組織的に推進されました。そして、急速に進んだ教育ICT環境の中、校務支援システムなどの保健管理や、ICTを活用した保健教育が一層推進されてきています。本会の調査研究における集計方法も、理事の入力から会員がICTを活用した個々の入力方法へと、今年度より変更いたしました。
 こうした中、いつの時代においても、「救急処置」は、校種や経験年数に関わらず、直面する養護教諭の職務のひとつであり、周囲からも常に求められています。本会においても、平成2930年度に「養護教諭が行う救急処置活動に関する研究」に取り組んでおります。県内すべての保健室において、科学的な根拠に基づいた適切な救急処置ができる「均てん化」を目指した結果、養護教諭が日頃の救急処置や救急体制を振り返ったり、各支部の研究テーマとして組織的に進めたりするなどの成果が出ました。
 今年度は、一歩進め、救急処置活動を行う養護教諭ならではの視点を生かして、学校事故を未然に防ぐための「事前の危機管理」について、研究を進めていきます。
 研究団体である埼玉県養護教諭会として、研究活動や研修会、広報誌などを通して、会員相互の「学びあいの場」となる活動を今年度も充実していきます。

今後も、埼玉県とさいたま市の養護教諭が、「チーム埼玉」として力を合わせ、この埼玉県養護教諭会のさらなる充実発展のために、会員の皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。そして、私たち養護教諭自身が、心身ともに健康で、笑顔でいられることを何より願っております。

会長挨拶